コロナワクチン接種後の実際!副作用は?

医療

みなさんこんにちは。いよいよ高齢者を優先的にコロナウィルスワクチンの接種が開始され始めていますね。これから徐々に接種される方も増えていくと思いますが、同時に不安も大きいかと思います。

私自身は既に3月下旬と4月中旬に合計2回接種しています。

今回は、実際に接種してみてどうだったか、周りの同僚はどうだったかを紹介し、皆さんの参考にしていただければと思います。

*今回取り上げているのは、私の周辺の、ごく限られた範囲の話です。国からの発表や他の方々の意見と合わせて、あくまで参考程度にしていただければ幸いです。*

1回目の接種

接種会場の様子は?

まずは3月下旬に接種した時のお話から。

注射自体は筋肉注射です。筋肉注射といえば痛そうなイメージがあったので、正直ビビっていましたが・・・

普段筋肉注射で使用する針よりも細いものであったこともあり、予想していたよりも注射による痛みは強くなかったです!

接種後は、会場内で15分間待機となります。事前の問診で、喘息のような呼吸器疾患の有無などを聞かれ、副作用のリスクがあると判断された方は30分間の待機となります。会場内には、万が一アナフィラキシーショックが起こってもすぐに対応できるように、救急カートとスタッフが常に配置されています。

実際に、会場内で私はアナフィラキシーショックが出現することはなく、ほかの方々も同様でした。後から聞いた話でも、1回目の接種を全員終えた時点でも、アナフィラキシーショックを起こした人は0人でした。

接種後の副作用は?

私は昼過ぎにワクチン接種をしましたが、接種後2〜3時間ぐらいで接種部位の筋肉痛、同日の夕方ぐらいから頭痛と37.2度の微熱を生じました。そのため、当日は軽い倦怠感がありました。

会場で事前に「発熱や頭痛が生じたときは、ロキソニンやカロナールのような解熱鎮痛剤を飲んで対応しても大丈夫です」という説明を受けていたため、持ち合わせの解熱鎮痛剤を内服して眠りました。

翌日には頭痛と微熱はおさまっており、筋肉痛だけでした。

その後は頭痛・発熱が生じることもなく、筋肉痛は3〜4日程度で消失しました。

ほかの人たちは?

同職場のスタッフや友人も、私と同様の症状が出た程度でした。そして、解熱鎮痛剤を内服して改善したとのことでした。

仕事も、翌日から普段どおりに可能でした。中には仕事中に接種会場に行き、接種後副作用がなければ仕事再開という人もいました。

2回目の接種

2回目の接種は、1回目よりも副作用が強いという前情報を聞いていました。

私の職場では、数日間で全スタッフの接種を順番におこなっていました。私より先に接種した人の中には、38度台の発熱を生じて、1日仕事を休んでいた人もいました・・・

1回目のときにも私は微熱が出ていたので、これまたビビりながら、会場に向かいました。

接種自体は1回目と同様、特別痛みもなく、アナフィラキシーショックの出現もありませんでした。

そして、夕方ぐらいに頭痛と倦怠感がほんのりやってきました。私はこの段階で、「たぶん症状が強くなる!」と思い、カロナールを内服しました。

おかげで、頭痛と倦怠感のみで、発熱はないまま2週間以上経過し、現在に至っています。

まとめ

副作用

コロナウィルスワクチン接種で一番こわいのが、アナフィラキシーショックだと思います。

しかし、私の職場(20〜60代・1500名程度)でのアナフィラキシーショックの出現はありませんでした。

次に、副作用です。筋肉痛は、筋肉注射なのもあり、ほとんどの人に生じていた印象です。

発熱は、けっこう個人差がありました。私のように微熱が生じた人が一番多かったです。次に多かったのは、38度台の発熱を生じる人です。しかし、まったく発熱しなかった人も中にはいました。

そして、頭痛です。こちらも、私を含め、周りの人たちも生じていた印象です。

呼吸器系の副作用が生じた例は、私の周りではいませんでした。

対策

副作用の多くが解熱鎮痛剤の内服で軽減・消失するものでした。

さいごに

私たち医療者でさえも、けっこう不安が大きかったワクチン接種です。一般の方が私たち以上に不安を感じるのも無理はないかと思います。

上で挙げたような軽い副作用が生じた場合は、ご自身でも対応可能かと思いますが、その他の症状(息苦しさ・蕁麻疹など)が生じた場合や、ひどすぎる頭痛や高熱など、ご自身で対処しきれない場合は迷わずかかりつけの病院を受診しましょう。

*今回取り上げているのは、私の周辺の、ごく限られた範囲の話です。国からの発表や他の方々の意見と合わせて、あくまで参考程度にしていただければ幸いです。*

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