格安SIMから大手キャリアに乗り換えたワケ!

「格安SIM」が徐々に普及してきた昨今ですが、皆さんはどこのキャリアを使用していますか?

私は、1年半前ぐらいにauから楽天モバイルに乗り換えました。そしてつい先日、格安SIMをやめてSoftBankに乗り換えました。

今回は、実際に格安SIMを使用してみての感想と、再び大手キャリアに戻した経緯についてお話していきます。

目次

大手キャリアと格安SIMとは?

そもそも、大手キャリアと格安SIMとは何かというお話からしていきます。

大手キャリアとは、

  • docomo
  • au
  • SoftBank

の3つのキャリアを指します。皆さんも馴染みのある携帯会社だと思います。

対する、格安SIMとは、

  • 楽天モバイル
  • UQモバイル
  • ワイモバイル など

です。

大手キャリアの特徴

大手キャリアのメリットとして考えられる点は、次の3つです。

  1. 安定した通信や通話ができる
  2. 店舗で契約やサービスを受けられる
  3. 大容量データ通信がお得

大手キャリアは自社の通信基地を備えているため、データ通信や通話を安定しておこなうことができ、「かけ放題」「ギガ放題」などのプランを使えば大容量のデータ通信もお得に使用することができます。

また、全国各地にキャリアの店舗があり、スタッフに相談しながらプランや機種を選択し、契約できますので、ご自身の手間は比較的少なく済みます。

逆に、デメリットは、次の2つです。

  1. 基本料金が高い
  2. 2年契約が基本で、途中解約時は違約金がかかる

後述する格安SIMと比較すると、基本料金が割高です。使用ギガ数を抑えるプランを使用すれば安く抑えることも可能ですが、スマホ時代の今日の若者は、割高でも無制限プランを選択する方が多いかと思います。

また、基本的に2年契約となり、満期がくると自動更新されます。契約期間の途中で格安SIMなどに乗り換えようと思っても、違約金が発生してしまいます。(しかも1万円ぐらいするからけっこう高い・・・)

格安SIMの特徴

格安SIMのメリットは、次の3つです。

  1. 基本料金が安い
  2. 格安SIMごとに独自のサービスがある
  3. 契約期間の縛りがない、もしくは緩い

大手キャリアの無制限プランの料金が平均6,000円前後なのに対して、格安SIMは基本料金が3,000円前後とかなり安いです。また、LINEモバイルではメッセージサービス「LINE」の通信量が無制限という基本オプションがついているなど、各社のサービスが用意されている場合もあります。

大手キャリアと比較して、契約期間が定められていない場合や1年の期間という場合が多いです。また、違約金が発生しない場合がほとんどです。

デメリットは、次の2つです

  1. 通信が不安定な時間帯が存在する
  2. 契約を自分で進めなければいけない

格安SIMは、大手キャリアのいずれかの通信基地から電波を借りて、サービスを提供しています。そのため、アクセスが集中する時間帯(お昼どきや夕方など)は、大手キャリア契約者の通信が優先されるため、格安SIMの通信速度がガクッと落ちます。

また、基本的に店舗を持たない会社(最近は店舗展開が開始されていますが。)であるため、ネットを介して、自分で契約作業をしなければいけません。契約手順は今回は省略しますが、SIMロックの解除やMNP番号の取得など、けっこう面倒な手順を踏まなければいけません。

実際に利用してみての感想

先述した通り、私は1年半ぐらい楽天モバイルを利用していました。良かった点としては、やはり月額料金がかなり安くなったことです。もともとauキャリアを使っていた当時は月額6,000円ぐらい支払っていたのが、楽天モバイルに乗り換えた初年度は月額1,480円になりました。めちゃくちゃ節約になりました。

じゃあなんでSoftbankに乗り換えたのか?

こちらは3つの理由があります。

1つ目は、「通信速度の遅さがかなりストレスに感じた」です。これが一番の要因です。

先ほども記したように、お昼や夕方は特に通信が遅かったです。具体的には、サイトやInstagramのような画像の多いアプリは読み込みができない、LINEのメッセージ到着にラグがある、YouTubeの動画がスムーズに再生できない、といった感じでした。もちろん煩雑時間以外はそれほど遅くありませんが、スマホをいちいち時間帯を気にしながら利用しなければいけないことはかなりストレスでした。

2つ目は、「機種変更をしようと考えたタイミング」だったからです

また、これまでは、 iPhone X を使用していましたが、 iPhone 12 に乗り換えようと思ったタイミングでした。そして、新機種は5Gに対応しているわけですが、せっかく高速通信ができるのに、また時間帯に縛られるのは嫌でした。

ちなみに、最近楽天の独自回線のサービスが開始されていますが、まだまだエリアが限定的で、特に、私の住んでいる地域の5Gは未到達だったので、こちらは却下になりました。

3つ目の理由は、「SoftBank 光を利用していたから」です。大手キャリアに乗り換えるにあたって、もともと利用している光回線による割引を受けられるのがSoftBankでした。今回契約した無制限プランが月額7,200円、で、そこから光回線割引で1,100円、Yahoo会員割引で1,100円(12か月)で、最終的に月額5,000円ぐらいになりました。楽天モバイルの割引サービスが終了してから、月額3,500円ぐらい支払っていたため、1,500円の差でストレスから逃げられるのならば・・・といった具合です。

以上の理由で、多少割高になってでも、結局大手キャリアの安定した通信サービスが欲しくなって乗り換えた、といった感じです。

ちなみに、SoftBank光回線は、高速無制限で使用できるので、ご自宅にWi-Fi開通されていない方はぜひ!

まとめ

格安SIMは名前の通り、大手キャリアよりも割安に利用できるサービスです。固定費削減の面でもかなり効果的です。

一方で、通信速度の不安定感がネックでもあります。時間帯によってはマ~ジでつながりません。

人によって、スマホの利用頻度や低速通信へのストレス感度は差があると思います。また、契約手順を自分でしなければいけないので、こちらが苦手という方もいると思います。

それぞれの判断で、スマホプランの見直しをしていきましょう。今回の私の実体験談が役に立てば幸いです。

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